【モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐】主題歌、着信音
ディーンフジオカさんが主演を務めたドラマの主題歌【Echo】などが配信中です。
【モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐】で流れたあの曲が、iPhoneの着信音に設定できます。
どこか哀愁漂うメロディ―を様々なパターンで聴いてみてください。
スマホに対応
【モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐】
とある港町で平和に暮らしていた主人公「柴門暖」。
彼は美しい婚約者「目黒すみれ」との結婚を間近に控えて幸せの絶頂にいました。
しかし暖の周囲にいる3人の男達が、それぞれの思惑から彼を罠にかけ、その結果として暖は無実の罪を着せられてしまうのです。
このせいで他国の牢獄に収監され、何年にも渡って過酷な拷問を受ける事になります。
そこで同じく収監されていた老人と出会った暖は、彼の持つ知識と資産を譲り受け、「モンテ・クリスト・真海」として新たな人生を手に入れます。
そして真海は、再び日本の地に足を踏み入れ、かつて自分を陥れた3人の男達「南条幸男」、「神楽清」、「入間公平」への復讐を開始するのでした。
日本で【岩窟王】と呼ばれるフランス小説をドラマ化したのが、【モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐】。
舞台を現代の日本として細部にアレンジを加えたものです。
「かつて友人達からの裏切りにあった男が『モンテ・クリスト伯』という新たな名前を引っ提げて故郷に舞い戻り、裏切り者達に復讐していく」というストーリーの大筋は原作どおり。
海外での活動が長いイケメン俳優、ディーンフジオカさんにこのキャスティングは見事にハマり、ストーリー面でも映像面でもとても見応えのあるドラマとなりました。
【モンテ・クリスト伯】の面白いところは、真海の復讐があまり直接的なものではなくて、「仇敵の3人が抱える爆弾に火を着けてやる」という少し遠回しなやり方にあった点だと思います。
真海のマネーパワーで豪快に攻め込んだ方が事は簡単そうなのですが、彼はそういったやり方はとらないんですよね。
南条幸男が過去に犯した罪、神楽清の妻が隠している秘密、入間公平の妻が抱えている狂気など、そういったものを突いて時限爆弾のようにしてしまうのです。
これが「どう転ぶのか分からない博打」のようなものになり、観ているこちらをハラハラさせる展開になっていきます。
真海の復讐は見事に成功するのか? 彼を裏切った3人の男達の末路は? そしてかつての婚約者・すみれの選択は? 一度観始めたら続きが気になって仕方なくなるとても面白いドラマ。
まだご覧になっていない方も是非この作品に触れてみてほしいですね。
【Echo】は【モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐】主題歌
一度聴くだけで耳に残る中毒性のある曲です。
Bメロまでは静かで単調に思えますが、やがてくるサビへの盛り上がりを引き立てていると言えます。
無実の罪によって、愛した相手と離されることになり、血の滲むような思いをしてきた暖の気持ちの爆発を表現しているようです。
耳に残るフレーズ「Tell me why」はつい口づさんでしまうほど覚えやすいメロディーで、味が染みでてくる面白みのある曲調です。
特に【Echo】のサビはベースの音が強調されており、深みがあります。これはUKでブームとなっているベースミュージック、Wave曲といえ妖艶な魅力に包まれいます。
さらに歌詞はecho、つまり反響するという曲名のとおり、繰り返される「なんで」「君のことを忘れられない」と溢れ出す気持ちを表していると思います。
この曲は、【モンテ・クリスト伯】の主人公【暖】の戸惑う心情、憎悪を胸に復讐を決意し、感情が尽きることのない暗闇へと広がっていく様子を表しているのでしょう。
【Echo】を聴いているだけで、苦しみもがく彼の姿が目の前に浮かんできます。