【おっさんずラブ】はるたんの着信音
笑ってキュンとするドラマ【おっさんずラブ】の主題歌が配信中です。
【Revival】は、スキマスイッチが歌っていて、和やかな雰囲気になれます。
【おっさんずラブ】の盛り上がった熱をフラットに戻すような曲調がいいですよね。
また、ドラマ内ではるたんの着信音が流れますが、こちらはiPhoneの初期設定に用意してあります。
Androidには無かったので、ダウンロードする必要があります。
iPhoneに保存や設定ができます。
【おっさんずラブ】
女性を中心に絶大な支持を得ている新ジャンルのドラマです。
一人の男を巡って奪い合いするシーンは真剣そのものでウケは狙っていません。
その真面目にやっている様子が【おっさんずラブ】にハマる大きな理由だと思います。
過去にもBLを題材にしたドラマはあったかもしれませんが、ここまで大きく取り上げられた作品は珍しいです。
生々しいシーンも少なからず出てきますが、重苦しくならないようにバランスを取っている気がします。
【おっさんずラブ】は、いわゆる男性同士の三角関係を主体に複雑に絡み合っていきます。
うだつの上がらないロリ巨乳好き、優柔不断だけど、それが愛らしい【春田創一】(田中圭)が、後輩男子の牧凌太(林遣都)と、
営業部長の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)に告白され、少しずつ心が揺らいでいきます。
一度は牧と付き合い、同居生活を始めますが、そんな中で、幼なじみの荒井ちず(内田理央)との距離感も変わっていきます。
そうやって複雑な関係の中で【おっさんずラブ】は佳境を迎えていき、
はるたんは苦渋の選択を迫られます。
最後は、それぞれが幸せを見つけたというところで収束しますが、どこか切なさも残ります。
ノーマルの恋愛であれば、荒井ちずを選ぶと思いますが、
聡明で、ある意味女子力の高い牧に、はるたんは恋焦がれていったという展開です。
優柔不断の彼にやきもきした牧もラストシーンでは、我慢せずに吹っ切れた行動をします。
そして、ドラマの真のヒロインは、武蔵部長だったと思います。
最後の場面で、春田に対するやさしい眼差しが、なんとも言えません。
君が幸せになるならそれでいいというスタンスは、潔いです。
【おっさんずラブ】は、LGBTを扱ったことで話題になっているようですが、それだけではないと思います。
作品自体は、やや女性目線で描かれており、全体としては、見易い恋愛ドラマだった気がします。
そのヒロイン役を吉田鋼太郎さんが演じることで、受け入れやすい作品に仕上がったのではないでしょうか。
あと、はるたん以外の全員が自分を持っているキャラクターであったことです。
気持ちに正直に後悔しないことを表現するのにLGBTを扱ったに過ぎないと感じたのは、私だけでしょうか。
最初はコメディーの要素が大きいと思って、軽い気持ちで観てましたが、大恋愛物語に発展したドラマに少し面食らいました。
ノーマルと思い込んでいる方にとっては、ほんの少しむず痒い部分もあったかもしれませんが、人を好きになることを考えさせてくれるドラマだったと思います。
見逃した方はブルーレイを買うか、テレ朝の動画コンテンツをチェックするといいです。
ちなみに、【おっさんずラブ】のはるたんの着信音もブームが来ています。iPhoneなら無料で設定できるのでオススメです。サイトの最新曲☆全曲取り放題でもダウンロードできます。
【Revival/リバイバル】
スキマスイッチの曲であり、【おっさんずラブ】の主題歌。
【Revival】は、切ない気持ちになる曲です。
大好きな人と別れてしまって、まだ未練が残っているという想いを歌っていて、
どうにかして彼女を忘れようと努力しているけど、全く忘れられずに悩んでいるのが分かります。
けれど、どこか楽しそうで思い出す度にきれいな記憶に移り変わっていくのが歌詞から伝わりますし、かわいくて本当に好きだったんだろうなと感じます。
また【Revival】には、君に会いたいなというフレーズが多く出てくるので、もう一度だけでいいから会いたいと切実な想いが込められています。
こういう淡い部分が【おっさんずラブ】の内容を想起させているのではないでしょうか。
最も印象に残ったのは、会うことができずに夏から秋へと変わったことを思い出して、前へ進んでいこうとするところです。【Revival】は、本当に素敵な曲ですね。